出産体験と5リズム Part1

出産体験を5リズムに当てはめた記事を2回に渡ってご紹介します。

part1

5リズムが創られた元になっているガブリエル・ロスの出産体験記

ガブリエル・ロスの著書 sweat your prayers より

私のお産は速いスピードで激しく始まった
自然分娩のクラスでは、陣痛が始まったら、
しばらくの間はそのままクッキーを焼いたりすることができるって言ってたけど、
私の場合は、フローイングのパートはビューンと過ぎ去り、すぐにスタッカートに入った。

家から車までの自分の歩いた感覚を今でも覚えてる。
全く足の感覚を感じられなかったから。

私は、愛車のボルボの方へ浮かんでいく変な笑みをたたえた真っ黒の大きな風船だった、
全く新しい人生に向かっていた。

あれは夕方の5時35分だった。

まるで全宇宙が私のお腹の中でカオスを踊る中、
数時間、犬みたいにハーハー息を切らして喘いだ後、
午後9時26分に思いっきりいきみ、
約3400グラムの男の子を産んだ。

何人かの医者たちは女の子だろうと予想してた。
でも、おちんちんがあるように見えた瞬間があった。

大喜び!

リリカルの余波の喜び!

完全に自然の力に身を委ね、
私という存在自体が軽くなる新しい感覚を体験し、
超自然的なトランス状態、恍惚状態だった。

ベビーブッダ(私のかわいい男の子のようなニュアンスの言葉)は、
乳房の前に置かれ、母と子一緒になってスティルネス(静けさ)に入っていった。
その静けさは私たちの内側に居る神だけが知っている状態だと思っている。

幸せ絶頂の妊娠期に体内の新しい体の動き(ダンス)を見つけた。
すでに気付いていたが子供の頃から避けていて、
そこにいると自分の時間が止まって転げ落ちそうな感覚で怖かった。

私は間違っていなかった。

世界が止まった。

けれど、怖がる理由は、どこにもなかった。

高校1年の時に、ファイブ・サテンズの
『イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト』がどれだけ好きだったかに思いを馳せた。

私は、ついに夜の静けさに到達し孤独を感じることはもう二度と無いだろうと思った。

アルゼンチンの5リズムnewティーチャーのブレンダさん

同じようなことを書いている。

Part2はこちら


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