体で理解する。細胞で知る。

Masayoです。

元ユーゴスラビアの一つ、クロアチアへ、5リズムの先生のための講習会へ行ってきました。
何だか肌に馴染んで楽しかったクロアチアですが、借りたアパートの壁に書かれていた言葉がとても印象的でした。
 
Wherever you go, becoming a part of you!
「どこへ行ったとしても、それはあなたの一部になる」
と書いてありました。
 
あ。このクロアチアのアパートのお部屋も、私が30代の時に住んだ明石町のマンションも、実家、小浜の高城寺裏の浜も、全部自分の一部なんだな、と。
 
 
  
さてクロアチアから戻って早1週間が経ちますが、ようやく少しだけ、習ったことが「体の中で」落ち着いてきてきたような気がします。
 
 
 
5リズムって面白いんです。
基本、体ベースです。
「体は全てを知っている(Body knows)」
 
本当は頭で理解したいタチなんですが、体に落とし込めていないことは、知っていないこととイコールかもしれない。
例えば、どうやったらピアノを弾けるか、ずーーっと講義を聞いて理解しても、練習しないとピアノは弾けない。(もちろんイメージトレーニングはありますが、それはまた別)
 
そもそも、これを作ったガブリエルロスは、メモをとることを推奨しなかったらしい。
 
「体で覚えなさい」
「細胞の中に染み込ませなさい」
と言うのが彼女の口癖だったと、
諸先輩がたは言います。
 
私はガブリエルが生きていた時の最後の3年くらいしか知りませんので、ガブリエル本人のワークショップも3回しか出ていませんが、先輩方に「今、ガブリエル、何て言ったの?」と聞くと
「細胞が覚えてるから大丈夫。それにね、細胞がちゃんと体現化してないことを教えようとしても無理。言葉に重みがないわよ。大丈夫、そのうち滲み出して出てくるから」と言われました。
 
その時は「え〜〜?」と思いましたが、
本当にそうだなあ、と最近はしみじみ思います。
 
 
先に書いた「体の中で落ち着いてきた」というのは、
ちょうど、何かが入ったお水を混ぜて混ぜて、フィルターにかけるような感覚。
最初は全部がミックスされているんだけども、そのうち、落ち着いてくると沈殿して層に分かれてくるような。。。

そういえばルシアが
「人間の体はほぼ水でしょ?5リズムは、ウォーターフィルターよ!」って言ってたのを思い出しました。

 
===
 
さて5リズム。
 
私、Masayoの日本ワークショップも7月1日を皮切りにスタートしますが、もう一人の日本人では一人目の先生、サハジャさんのワークショップも同じ頃からスタートします。
 
ぜひともいろんな先生に習い(とはいえ、5リズムは先生は日本人では2人だけなんですが)、いろんな切り口の違いを感じてみてください。
サハジャさんは長く教えておられる、若いけどベテランの先生ですので、ワークがとても深いです。
私は、サクっとわかりやすくシンプルでシャキッとしてるのが特徴かな。
 
 
とにかく、5リズム。
1〜2回やって「わかった」というものではなく、
やればやるほど、わからなくなる類のモノです。とても深い「体で学ぶ哲学」だと思っています。
 
「誰かに何かしてもらったり言ってもらったりする」のではなく
「自分で動く。自分でめっちゃ疲れるほど動く」ので
なかなか腰をあげるのに敷居が高いかもしれませんが、
やったらやっただけ、きっと新しい「やってよかった」が来る。
 
日々、ほんの少し限界越えをする。
すると、毎日がミラクルのゾーンに入る。
 
どうか、続けていただければ、と思います。
別に5リズムだけじゃなくても、とにかく、カラダと向き合うことをしていただきたいなあ、と思います。
 
だって、
落とし込めるから。
腑に落ちるから。
 
 
では、良い1日を!!
 
 
 


この記事を書いた人

Masayo Benoist